開 催 趣
旨
本シンポジウムでは、「安心して食べられる安全な食品」とは科学的にはどのように考えれば良いのかについて専門家が解説し、その後参加者を含めて討議する。
まず「安心」と「安全」の考え方に関する基礎的概念である危険(リスク)の分析と管理とは何かについて明確にする。これらの基礎的概念にもとづいて、消費者、生産者、流通者、全行政者などが食品の安全と安心に関して取るべき望ましい態度とは何かについて考える。
さらに、絶対安全、絶対安心、絶対健康的な食品はあり得るのか、無いとしたらどのような態度をとるべきなのかについて考える。これらの考え方は、BSE、残留農薬、食品添加物、食品産地表示偽装、ダイオキシン、食品添加物、遺伝子組み換え食品など、あるいは有機農産物、無農薬野菜、食品トレーサビリティ(生産履歴追跡可能性)などの個々の問題を考える際の共通基盤となる。
さらには食品に関する安心と安全の考え方と、環境や医療に関する安心と安全の考え方の共通点を論じる。
開催日時等 |
開催日時 | 2003 年 6月 7日(土)午後1時半~5時 |
場 所 | 学術総合センター内 2階中会議室(25
階建てビル国立大学財務センター内) 東京都千代田区一ツ橋2-1-2(如水会館となり、学士会館筋向い、共立女子大講堂向い 地図は、http://www.nii.ac.jp/map/hitotsubashi-j.htmlから入手できます。 |
主 催 | 日本農学アカデミー |
共 催 |
全国農学系学部長会議他 |
講 師 | 中西準子 独立行政法人 産業技術総合研究所化学物質リスク管理研究センター長 鈴木建夫 独立行政法人 食品総合研究所 理事長 |
コメンテーター | 日和佐信子:全国消費者団体連絡会 前事務局長、雪印乳業社外取締役 野口和彦:三菱総合研究所安全政策研究部長 |
コーディネーター | 陽 捷行 独立行政法人農業環境技術研究所 理事長 |
参加費 | 無料(先着250名) |
参加申込みおよび 問い合わせ |
参加希望者は、1行目に、シンポジウム「食の安全性を科学する」参加申し込み、と書いて、2行目以降に、参加者氏名、所属または住所、連絡先(ファックス、電話またはメールアドレス)を書き、ファックスまたはメールをご送付下さい。電話申込みも受付ますが、なるべく、ファックスかメールでお願いします。 |
ポスター | 印刷用pdfファイル |
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