1997年3月
国立大学農学系学部長会議

目 次

1. まえがき

2. 我々は 「農学」 の特質を次のように考えている
(1) 農学は食糧生産をはじめ人類の持続的生存を保障する総合科学である 
(2) 農学は環境調和型の生物機能創成の科学である
(3) 農学は資源環境科学である
(4) 農学は全人類の生存権を視野に入れたクローバルで国境のない学問である
(5) 農学は豊かな人間性を醸成する学問である

3. 21世紀に向けての 「農学」 の基本課題を我々は次のように考えている
(1) 持続型・環境調和型生物生産に関する科学と技術の深化
(2) 生物機能の開発・応用に関する科学と技術の発達
(3) 自然生態系 (環境) の保全・活用と調和した科学と技術の推進
(4) 農学は 「生命科学」 として, 医学等との提携分野での発展が一層必要である
(5) 21世紀には, 人間の総合科学として農学の社会的役割が益々高まる

4. 農学発展のための具体的課題 (施策)
(1) 環境と調和する食糧生産に関する科学技術の開発
(2) 生物機能の開発・応用に関する科学技術の発展
(3) 自然生態系の保全・修復に関する科学技術の開発
(4) 動物の多面的機能の開発・利用に関する科学技術の開発
(5) 人間の健康と生活社会環境の充実に関する研究の推進

5. 農学発展のための研究・教育条件の拡充・整備の必要性
(1) 高度な水準の研究・教育環境の用意
(2) 益々増大する人材需要への対応
(3) フィールド科学の必要性と条件整備
(4) 大型プロジェクトと共同研究
(5) 農学の研究・教育における国際協力・国際貢献

6. 結語


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